【2018/4/26追記】『この接続ではプライバシーが保護されません』の対処法【Google Chrome】

Safariで同様のエラーが出る場合の解決方法も記事にしました。Google ChromeではなくSafariでの解決策をお探しの方はそちらをご覧ください。

どうも、Kotaです。

僕は予定がない日はほぼ毎日、日中は家を出てどこかのカフェで仕事をするようにしています。自宅にいると、どうしてもやる気スイッチがオンにならず、だらだらと過ごしてしまってなんの生産もできないまま1日が暮れてしまうからです。

Google ChromeでフリーWi-Fiに接続できない件

で、ノマドワークを始めて最初に困ったのが、フリーWi-Fiに接続できない問題

僕の相棒、MacBook Airでは、拡張機能やユーザー分けの関係で、メインブラウザとしてGoogle Chromeを利用しているのですが、フリーWi-Fiに接続すると、決まってこの画面が出てしまいます。

さてどうしたもんかと、ひとまず「詳細設定」を押してみても…やはりこの画面をパスできないんですよね。

解決策:画面が表示されたら “badidea” と入力

この解決策が意外とシンプルだったのでびっくりしました。

↑の画面が表示された状態で “badidea” と入力してみてください。すぐに画面が切り替わり、フリーWi-Fiの認証画面に移行できました!
※URL欄とかではなく、そのままどこもクリックせずにただ文字をタイプするだけです。

Google Chromeはセキュリティ対策として、ユーザーがフリーWi-Fiのような保護(暗号化)されていない通信手段を利用しようとした際に、警告を表示してそれ以上進ませないようにするんですよね。でも、ユーザーがそれをわかった上で、それでも使いたい場合に備え、この “badidea” という隠しコマンドを用意しているわけです。

にしても “badidea” って単語が、Google先生の警告に対して「あんた間違ってるぜ!」って言ってるようで何か面白いです。笑

ちなみに、昔は “badidea” ではなく “danger(危険)” だったそうな。どうでもいいですが、どうして変更したんでしょうかね。

ただし…何でもかんでもパスするのはやはり危険

もちろん、Google先生が警告を出すのには一理あります。

僕がよく利用する「コメダ珈琲店」「スターバックス」「タリーズコーヒー」のようなチェーン店で配置されているフリーWi-Fiは提供元がはっきりしていて、まあそれなりに安心して利用できるかな、という感じですが、どこかの道を歩いていたら提供元のわからない無料Wi-Fi(野良Wi-Fi)に繋がることもあります。

そんな身元不明のWi-Fiは通信の暗号化レベルが低く(もしくは暗号化されていない)、Wi-Fi提供者に通信内容が筒抜けになってしまうので、どこかのサイトのログイン情報やクレジットカード情報など、何も考えずに入力してしまうと傍受されて大変なことになってしまう可能性があります

もちろん大手カフェのフリーWi-Fiや、携帯三大キャリアが提供しているWi-Fiサービスが確実に安全かというとそうではありませんし、やはりフリーWi-Fiを使うことにはそれ相応のリスクがあることを理解しておきましょう。

ちなみに、カフェの無料Wi-Fiなどは、もちろんWi-Fiを利用したい人々を集客する効果もありますが、そういう層の人がどんなサイトを見る傾向があるかなど、マーケティングリサーチのために通信内容を確認されたりするそうです。無料には理由がある、ということですね。

以上のことを踏まえ、それでも利用したい、という場合にのみ “badidea” を使って突破しましょう!

※この記事は2回追記しています。以下に続く…

2018/4/11追記:badideaが通用しなくなった…!?

どうやら、Google Chromeの隠しコマンド”badidea”が通用しなくなっているみたいです。

どうしてなのかわかりませんが、原因究明&代替コマンドが無いかどうか、調査中ですのでしばしお待ちをm(_ _)m
わかり次第、こちらの記事を更新しますので。

解決策1:”http://”から始まるサイトにアクセスすべし!

ひとまず、代わりと言っちゃなんですが、他にも方法はありますので、そちらの方法を書いておきます。

現在は多くのサイトで“https”から始まるサイトURLになっていますが、この”https”というのは「SSLという暗号化方式を採用しているサイトですよ」ということを意味していて「そのサイトの運営者は確かに〇〇さんですね」ということを示す証明書を発行しているんですよね。

で、フリーWi-FiなどをGoogle Chromeで利用すると、その証明書を読み込めず「証明書が無効ですよ」という風にエラーが吐き出されてしまう、といった仕組みなんですよね。

ですので、“http”から始まっているサイト(SSL化されていないサイト)にアクセスしようとすると、そのエラーを吐かないので、Wi-Fiの認証画面にそのまま遷移することが可能です。

↑をみてください。これは例えばYouTubeにアクセスする時に表示されるURLですが、左に鍵のマークと「保護された通信」の文言がありますね。これがSSL化されたサイトの特徴です。

ですので、SSL化されていないサイトをあらかじめブックマークしておき、最初にそこにアクセスすれば、ひとまずこの問題は解決されます。

ぜひ一度試してみてください。

“http”から始まるサイトが見つけられない方へ

とはいえほとんどのサイトがSSL化されているので、httpから始まるサイトを見つけるのも難しいと思います。

ですので、僕の方でhttpサイトを用意しました。こちらをブックマークしていただき、フリーWi-Fiなどに接続する際認証を突破するのにお使いくださいm(_ _)m

httpのダミーサイトはこちら

解決策2:Google Chromeを使わない手も

そもそもエラーを吐くのはGoogle Chromeの仕様なので、

例えばWindowsならInternet Explorer、MacならSafariなど、別のブラウザを使うことでSSL化されたサイトでも認証に進むことができる場合があります。

認証後、Google Chromeに戻ってくると、普通にブラウジングできるので、実用には問題なさそうですね。

どちらでも大丈夫なので、お好みでどうぞ!

2018/4/26追記:隠しコマンドがありました!!

今回、おにぎりさんにコメントで教えていただいた方法を試したところ…無事に隠しコマンドが利用できました!!

隠しコマンドは”thisisunsafe”

まずはフリーWi-Fiに接続。”https://”から始まるアドレスにアクセスするといつもの画面に遷移します。

そして教えていただいた“thisisunsafe”を入力したところ…

なんと!エラーを突破できました!おにぎりさん、ありがとうございます!!!

これを利用するとかなりスムーズにエラーを突破できるので、ぜひこちらを利用してください!ただし、↑の本文でも書いてますが、中には本当に危険なサイトもありますのでご利用は自己責任で。

ではでは。

拡散してもらえると喜びます

2 件のコメント

  • お初にお目にかかります。唐突で申し訳ございません。
    最新の隠しコマンドキーは、”thisisunsafe”のようです。
    既にご存知かもしれませんが、念のためコメントさせていただきました。
    失礼しました。

    • そうなんですね!
      試してみてそれが有効であれば、追記させていただきます。
      ご協力ありがとうございます!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。