趣味を増やす3つのメリットと趣味の増やし方を書いてみる

多趣味な人って、人生が豊かになると思います。僕は最近、多趣味な人に魅力を感じていて、趣味を増やすことの必要性というか、いかに趣味が大事か、ってことを考えるようになりました。

考えれば考えるほど、趣味を増やすことのメリットってすごいと思うし、人生が大きく変わる可能性を秘めていると思ったので、趣味を増やすメリットと、趣味の増やし方について、自分なりの考えをまとめてみます。

メリット1:生活の密度が上がる

趣味が増えるということは、暇な時間が減るということでもあります。何もしたいことがなく、休日をダラダラ過ごすよりも、没頭できるものがいくつもあって、「あれもやりたい、これもやりたい」って忙しくしている方が、より密度の高い時間を過ごせるのは間違いないですよね。

ゲームやスマホアプリみたいに、手のひらでいろんなコンテンツが楽しめるこの時代、そればっかりになってしまって「特に趣味ややりたいことがない」って嘆いている人が圧倒的に多いです。まずは何か趣味を作ってみると、日常に新しい刺激が加わるし、そっちの方が楽しいんじゃないの、って思います。

メリット2:自分自身の価値や魅力が上がる

僕はたまにビジネス系の情報発信をしているので、この記事でもビジネスに繋がる話を盛り込んでおきます。

ビジネスがうまくいくコツは、意外とセンスでも才能でもなく「いかに自分が価値のある魅力的な人間になるか」ということだったりするんですよ。自分の価値を高める、っていうと、すごく難しそうに感じてしまいますが、理屈は結構単純です。

野球が上手いだけよりも、スポーツが満遍なくできる方がいい

例えば、以下の二人を比較してみてください。

  • 野球はすごく上手いけど、サッカーやマラソン、バスケ、その他のスポーツが全然できない人
  • 野球がそこそこ上手くて、他にもいろんなスポーツをそれなりにできる人

さて、どっちの方が良いと思いますか?

もちろん、良いと思うのはあなた次第なので、特に正解がどっちというわけではないんですが、この場合は後者の方がウケが良いです。

野球がずば抜けて上手くても、他のスポーツが全くできないと、野球以外のスポーツの誘いには乗れません。でも、満遍なくスポーツを楽しめる人は、野球をするときでもサッカーをするときでも、いろんなスポーツイベントに呼んでもらえたりしますよね。

それと同じように、趣味を増やすことで、例えば人から何かに誘われる機会が増えたり、人との出会いも自ずと増えていきますよね。

メリット3:人間関係が広がる

ちょうど「人との出会い」ということに関して触れましたが、趣味を増やすことによるメリットとして僕がすごく推しているのが、人間関係が広まる、という点です。

人は共通点を見つけると仲間意識が芽生える

例えば、自宅から遠く離れた大学に通うとなると、当然下宿することになりますよね。右も左も分からない異国の地で、新しくできた友達が自分と同じ出身地だったらどうなりますか?

あなた:「え!〇〇県出身なの!?私もだよ!」
友達:「え、そうなの?ちなみに私は〇〇市出身だけど、△△ちゃんは?」
あなた:「私もそこ住んでた!ってことは、めっちゃ実家近いじゃん!××って店知ってる?」
友達:「知ってるよ〜!…」

こんな感じで、会話が弾んで、きっとすぐに打ち解けて、今度実家に遊びにおいでよ、とか、帰省のタイミングが合えば遊ぼうよ、とかそんな話になるはずです。

これは出身がどう、という話ではなく、お互いの共通点が見つかった時に一気に距離が縮まるという人間の心理なんですよね。趣味に関しても同じことで、要は共通の趣味を持っていると仲良くなりやすい、ってことです。

要は、共通の趣味を持っていれば人間関係を作りやすいし、交友関係が広ければ広いほど、そこからビジネスチャンスに繋げやすい、ということになるんです(人がいるところにビジネスは成り立つ)。

話のネタが尽きず、話していて楽しい

いろんな趣味を持っている人って、それだけ経験値がたくさんあるわけだから、話していて面白いです。いろんな人を相手に喋ることができて、なおかつ飽きさせないので、話の中心にいつもいることができます。

人に語れる趣味をたくさん持っている人は、それだけ会話の引き出しを持っているってことなので、人間関係を広げるための強力な武器になります。

生涯の友達になりやすい

そしてそういう趣味で出会った人って、長くお付き合いする友だちになる可能性が高いです。
例えば、学校や職場で出会う人って、偶然そこの学校(職場)に通っていたから仲良くなっただけの「環境の友達」なんですよね。

もちろんそこで出会った人の中でも、特に意気投合してずっと仲良くなるパターンもあるんですが、環境の友達の場合、学校を卒業したり、転職や異動、辞職など職場が変わったとき、ぱったり合わなくなることがほとんど。
これはごく当たり前のことで、「たまたまそこに通っている」という共通点でしか繋がっていなかったので、その共通点がなくなった時に、わざわざ仲良くする必要性もないので、自然と消えていくわけです。

でも、趣味で繋がった友達というのは、そもそも「好きなこと」に関して共通点があるので、例えばスキーが好きならスキーに誘ったり、野球が好きなら野球に誘ったり、そうやっていつまでも友達でいられることが多いんですよね。

趣味を増やすためにどうすればいい?

ひとまず3つを挙げてみましたが、趣味を増やせば人生が豊かになると思いませんか?刺激的で楽しい生活を送ることができて、人との関わりが増えていくのは大きなメリットかなと思います。

でも、趣味を増やすって言ったって、どうやっていいかわからないと思います。今日から始められる、簡単な方法をお伝えします。

趣味をパクる

パクるというと聞こえが悪いですが、他人が好きなものを自分も試してみる、ということです。そもそも、興味がないものを趣味にしようなんて普段思いませんよね。だから趣味が増えないんです。だったら他人が好きなものを意識的に取り入れてみる。興味がなくても、試してみるんですよ。

これをやってみると、意外とその良さに気づいたりして、いつの間にか自分の趣味になっていることが多いです。例えば僕も、音楽はフォークソングばかり聴いていたけど、邦ロックを聴きまくっている友達にCDを借りて聴いてみたら、そのバンドのファンになっちゃったこともあります。

もちろん、友達の趣味をパクってみて、やっぱりなんか違うなー、って感じる時もあります。その時はその趣味は捨てれば良いだけの話。偏見とか先入観、周りの評価で判断せずに、とりあえず自分の生活に取り入れてみて、良いと思ったものを拾っていくだけで、かなり趣味の幅が広がります。

好きな人や気になる異性をみつける

冗談じゃなく、真面目です。「趣味をパクる」というのを多少強引に実行するための方法です(笑)

好きな人や気になる人ができた時、おそらくあなたは、その人が好きなものをリサーチして、自分もそれについて勉強して詳しくなったり、取り入れようとするはずです。だって、話しかけるための材料になるから。

上に書きましたが、人間は共通点のある人、共感できる人と仲良くなりやすいです。だったらなおさら、何とかして近づきたい、声をかけたい、話がしたい、仲良くなりたい…そう思って必死に話を合わせようとするんじゃないでしょうか?

まとめ

今回は趣味が多いことの魅力、趣味の増やし方について、みっちり書いてみました。最後にまとめておきます。

趣味を増やすことで

  • 生活の密度が上がる
  • 自分の価値や魅力が上がる
  • 人間関係が広がる

趣味を増やすためには、

  • 趣味をパクる
  • 好きな人や気になる異性をみつける

以上、早速今日からやってみてください。

趣味に打ち込んでいる人って、魅力的で心に余裕のある器の大きな人が多いです。自分磨きって大事ですよ。