【動画編集初心者向け】誰でも簡単に動画が作れるソフト『FlexClip VideoMaker』で、ゲームのクリップ動画を作ってみよう。

どうも、Kotaです。

今回は動画編集ソフト『FlexClip VideoMaker』の開発会社様からPRのオファーを頂いたので記事を書いてます。

が、案件だからと言って「良いよ〜これ良いよ〜〜」ってピーピー宣伝してはい終わり、ってのは性に合わないですし、良いと思ったところは良い、悪いと思ったところは悪い、と、いちユーザー目線で記事を書いていきます

ここまで読んだ開発会社様、ヒヤヒヤしてんだろうなぁ…笑
と思いつつ、早速書いていきましょう。

今回の記事では

  • FlexClip VideoMakerとは
  • FlexClip VideoMakerの使い方
  • 良い点と悪い点
  • どんな人におすすめか

を書いて終わりにしたいと思います。

FlexClip VideoMakerとは

では早速。FlexClip VideoMakerってなんやねんと。

Flexclip officialsite top

FlexClip VideoMakerは、結論から言っちゃうと

無料で使えて、使い方は簡単そこそこのクオリティの動画が誰でも作れちゃう
というトリプルコンボの優良アプリです。

インストール型のアプリと違って、ブラウザで起動して、動画の書き出しまでをブラウザで完結できるのが特徴。

端末のデータ容量を圧迫しないので、ちょっと使ってみたい、あまり使う頻度はないからアプリをインストールしたくはない、という人にも気軽に試せそうですね。

とはいえ、このアプリのヘビーユーザーにとっては、いちいちブラウザで開くのは面倒…ということになりますが、その点も大丈夫でして・・・

Flexclip app icon

こんな感じでChromeアプリとして端末に保存することもできるので、アイコンをダブルクリックするだけでネイティブアプリと同じように開くこともできます。

試しにアカウントを作ってブラウザでログインしてみるとこんな感じ。

Flexclip browser app

一方、Chromeアプリをインストールしてみて、アイコンからアプリを開いてログインしてみるとこんな感じ。

Flexclip chrome app

アプリっぽく枠がついたぐらいで、できることも全く同じなので好きな方法で使っちゃってください。

僕はアプリの方が好きなので、アプリ化したやつをいじることにします。

FlexClip VideoMakerの使い方

尺の関係とモチベーションの兼ね合いで超簡単にではあるんですが、FlexClip VideoMakerの使い方を解説します。

よくTwitterなどSNSで、FPSやアクションゲームのプレイ動画を見かけますね。
例えば、FPSで自分が敵を倒したシーンを切り取って「キル集」と呼ばれるものを公開していたりとか、そういうのです。

今回は、自分のゲームのプレイ動画や実況動画のクリップを作る場合を想定して使い方を見ていきましょう!

まずは新規登録(ログイン)

まずはアカウントを作ります。

無料で使えるソフトとはいえ、アカウントを作ることは必須で、自分が作成した動画(プロジェクトといいます)を保存しておくことができるので、次回ログインした時にその編集データを引き継いで作業することができます。

ということで、まずはトップページにアクセスして「Sign Up(新規登録)」ボタンを押してください。

Flexclip signup

FacebookやGoogleのアカウントがある人はそれを選んでログインすれば、FacebookやGoogleのアカウントに連携してFlexClip VideoMakerのアカウントが作れます。簡単ですね!

どちらのアカウントも持っていない人は、メールアドレスとパスワードを決めて登録しましょう。

上から順に「メールアドレス」「メールアドレス再入力(入力ミスによる登録を防ぐため)」「設定するパスワード」の入力項目なので、全て入力してオレンジ色のSign Upボタンを押します。

ちなみに、言語が英語になっている場合は、画面上にある自分のアイコンを押して「Language」を選ぶと、日本語に変更することもできます

Flexclip change lang

プロジェクトを作る

さて、ログインするとプロジェクトの一覧画面が出てくるので、左上にある「新規プロジェクトを作成」をクリック。

Flexclip new project
  • ストーリーボードモード
  • タイムラインモード

の2種類の選択肢が出てきますが、僕はできることの幅が広い「タイムラインモード」を選択しました。

※先ほど言語選択について解説したんですが、タイムラインモードはベータ版ということで、言語は英語しか選べないみたいです。すんません。。

動画に使う素材を取り込み

パソコンの中に保存している動画ファイルを取り込んで、このアプリで編集して、編集後の動画を書き出すという流れになるので、まずはインポートしましょう。

僕はというと、ここで一旦パソコンを閉じ、PUBGMobileを開きました(笑)

アリーナという、敵をバシバシ倒していくモードをプレイしつつ、今回のために画面収録したので、それを材料にしてキル集を作っていきます。

ちなみに、編集前の撮りっぱなしの動画がこれ↓

これをキル集っぽく、不要な部分をカットしてくっつけていくわけですが、取り込み方は簡単。

Flexclip import media

「Add Media」というところから「Local Files」を選んでも良いですし、素材になる動画をドラッグ&ドロップしてきてもOKです。

Flexclip show media

↑こんなふうに、追加した動画ファイルが表示されていればOK。

タイムラインに動画を追加

タイムラインというのが、実際に作業する場所になります。

取り込んだ動画をタイムラインに追加して、そこで動画を好きなように切ったり貼ったり、あるいは字幕を入れたりと編集して、出来上がったタイムラインの内容を1本の完成系の動画として書き出す、というのが動画編集の流れです。

Flexclip add timeline

タイムラインに追加する方法は簡単で、メディアの一覧に並んでいる動画ファイルをタイムラインまでドラッグ&ドロップで引っ張ってくるだけです。

再生ボタンを押すと右上のプレビュー枠に動画が流れるので、それを見ながら不要な部分をトリミングしていきましょう!

不要な部分のトリミング(カット)

先に画面の操作方法を簡単に説明します。

Flexclip editor

タイムラインに表示されている動画の1つ1つを「クリップ」といいます。つまり、今タイムラインには1つのクリップが追加されている状態です。

今回のようにキル集を作るとなると、不要な部分をカットする作業がほとんどだと思います。

そこで、必要に応じてクリップを分割して、いらないクリップを削除していくことになりますね!

タイムラインの上に「Split」と書かれていますが、これがクリップの分割を行うボタンです。

押してやると、現在選択されている箇所でクリップが分割されます。

Flexclip split clip

つまり、こうやって必要なところと不要なところを切り分けて、不要なクリップをバシバシ消していくことでキル集のようにワンシーンをつなげることができます。

Flexclip edit clip

必要な部分とそうでない部分にクリップを分割できたら、不要部分のクリップを選択して「Delete」ボタンを押しましょう。

Flexclip delete clip

これをひたすら繰り返して、いらない部分を全部消しちゃってください!

で、編集が完了したら、書き出します。

Flexclip finish editing Flexclip choose quality

画面右上にある「Export」を押して、画質を選択します。

無料版では480pしか選べませんが、SNSに投稿する分には十分でしょう。
僕は最上位(ビジネスプラン)のライセンスを頂いたので、せっかくなので1080pで書き出してみます。

Flexclip export menu

有料プラン限定ですが、なんか、こんな感じでイントロ動画も自動生成してくれるらしいですw
まあ今回は使わずに素の動画だけを書き出ししてみます。

Flexclip exporting

こんな感じの、書き出し進行中の画面が出たらあとは待つだけ

早く処理を完了するために、このページは閉じるなよ、と書いてあります。
閉じても処理できるんですかね。まあ閉じませんけど。

Flexclip finish export

さて、100%になったところで、動画を保存するダイアログが勝手に出てきたので、とりあえずデスクトップに保存。

書き出した動画はこんなふうに仕上がりました↓

FlexClip Video Makerでできること

今回はキル集を作るというところに特化しているので動画のカット編集だけを実演(?)しましたが、本当はもっとたくさんのことができます。

できること

  • 動画のカット編集
  • BGMを入れることができる
  • トランジション(画面の切り替わり)効果を入れられる
  • テロップを入れられる
  • オーバーレイやエレメントで、動画の上からエフェクトをかけられる
  • ウォーターマークをテキストや画像として入れられる(要課金)

ざっくりこんな感じです。

他の無料のアプリだと、結構安っぽいエフェクトになりがちですが、FlexClip VideoMakerに標準で入っているものはそこそこ見栄えも良いので、ちょっとひと捻り欲しいな〜って時に試してみて欲しいです。

登録は簡単、無料でスタートできるのでぜひ試してみてください。

残念な点

最初から言ってますが、いちユーザー目線で記事を書いてますので、もちろん残念な点もバシバシ書いていきます。笑

プランによっては画質が悪い

無料プランだと、画質がちょっと残念です。

キル集みたいな趣味の延長で使う分には良いのですが、YouTuberとして活動したいとか、動画を作って収益を上げたい、という場合には最低でもベーシックプラン、できればプラスプランぐらいにはアップグレードしたいところですね。

参考:プランごとの金額や機能

プランにより作れる動画の長さに制限がある

無料プランだと1分、ベーシックプランだと3分、プラスプランだと10分、ビジネスプランだと30分といった具合に、書き出せる動画の長さに制限があります

やはり、YouTuberなど動画で収益を生み出すことを考えるなら、課金は必須かな、と思います。

無料プランだと冒頭にFlexClipのロゴが流れる

無料プランだと、書き出した動画の冒頭にFlexClipのロゴが流れます。結構派手です(笑)

まあ、メーカーとしては「無料で使うならウチの宣伝ぐらいしてもらわないと」ということでしょうね。

もちろん、書き出した動画を、別のアプリで冒頭部分だけカットしてしまえばそこの部分を切り落とすことはできますが・・・

無料でここまでのソフトを開発してくれている開発者様に失礼なので絶対にやめましょう。応援の意味も込めて、そのまま使うのがマナーです。

FlexClip VideoMakerはこんな人向け

さて、少し触ってみた肌感をレビューしてみましたが、結局どんな人に向いているのかをハッキリさせて終わりにします。

おすすめしたい人

  • SNSでちょっとした動画を作って発信したい人
  • 低スペックなパソコンだけど動画を作りたい人
  • 必要に応じて月数百円〜の課金ができる人
  • 短めの動画をたくさん作りたい人
  • 動画制作初心者の人
  • アニメーションの知識がないけどかっこいいエフェクトを入れたい人

こんな人には、使ってみる価値がありそうです。

さいごに

今回は「ゲームのキル集を作ってみた」という感じでFlexClip VideoMakerの使い方を解説していったんですが、プランごとの差とか金額とか、そういう基本情報みたいなものは記事に盛り込んでません。

公式サイトを見ればすぐわかりますし、今後価格や機能面の変更があった場合、公式サイトからの情報が一番正確なのは間違いないからです。

というわけで、公式サイトのURLを掲載して終わりにしたいと思います。

今回オファーをいただいたPearlMountain様、ありがとうございました!

PearlMountainの会社概要
https://www.flexclip.com/jp/about.html
FlexClip VideoMakerのプランごとの機能・価格
https://www.flexclip.com/jp/pricing.html