『接続はプライベートではありません』エラーの対処法【Safari】

以前Google Chromeの『この接続ではプライバシーが保護されません』エラーへの対処法に関する記事を書きましたが、僕の想像以上にアクセスをいただき、多くの方にたくさんの情報を提供できていることを嬉しく思っています。

で、僕のブログへのアクセス解析を見ていたところ、Safariで一部のフリーWi-Fiに接続後、HTTPSサイトにアクセスした時にに表示される『接続はプライベートではありません』という文言で検索をされている方も少なからずいらっしゃるようでしたので、今回はSafariバージョンの記事も書かせていただきます。

Safariで一部のフリーWi-Fiに接続すると・・・

僕はコメダ珈琲店でパソコン作業をすることが多いので、コメダ珈琲店のフリーWi-Fiを例にして説明しますが、基本的にどこのフリーWi-Fiの認証も同じだと思ってください。

コメダ珈琲店に来て、フリーWi-Fiに接続し、SafariでHTTPSサイトを開こうとすると、このようなエラーが表示されます。

詳しい解説はGoogle Chromeでのエラーの解決法を書いたページに載せてあるのでそちらを見ていただきたいのですが、要は接続先のサイトの証明書が読み込めずにこのようなエラーが発生してしまうということであって、必ずしもコメダ珈琲店のWi-Fiが危ない、ということを意味しているわけではありません。

早速、このエラーを突破してみましょう。

エラーを突破する方法

Google Chromeと操作は違いますが、Safariも簡単に突破することができます。

1.「詳細を表示」する

まずはエラー画面に表示される「詳細を表示」ボタンをクリックします。

すると、下に詳細が表示されるはずです。

ここで僕が説明したようなことがざっと書かれていますが、わからなければ気にしなくてもOKです。

2.「このWebサイトを閲覧」する

エラーメッセージの一番下にある「このWebサイトを閲覧」というところをクリックしてください。

すると、Safariのポップアップが出てきて「本当にアクセスしてもいいの?」と聞いてきますので、問題なければ「Webサイトを閲覧」ボタンを押して先に進みます。

3.自分のMacのユーザーログインパスワードを入力

続いて、証明書設定に変更を加えるためにMacのパスワードが必要になります。Macを起動してログインするときのパスワードです。

僕は最近Touchバーを搭載したMacBook Proに買い換えたので、Touch IDでも突破できるようです。Touchバーを搭載していない機種の場合は普通にパスワード入力画面になると思います。

ここまでできれば、あとはいつも通りのコメダ珈琲店の認証画面に進むので、普段と同じようにWi-Fi接続の認証を行ってインターネットを楽しんでください!

ただし…悪質なWi-Fiネットワークにはご注意を!

これはGoogle Chromeのページでも書きましたが、とても大事なことなのでこちらにも書いておきます。

もちろんブラウザが警告を出してくれるのには訳があります。

僕が利用するコメダ珈琲店などの提供元がはっきりしているWi-Fiは割と安心して利用できますが、中にはどこの誰が提供しているかわからない無料Wi-Fi(野良Wi-Fi)に接続されてこのようなエラーが出ることもあります。

そういった提供元不明のWi-Fiはセキュリティ面でかなり不安があり、中には一切暗号化を行なっていないWi-Fiもあるでしょう。

暗号化されていないということは、あなたが入力した会員サイトのパスワードやクレジットカードの情報を簡単に傍受し盗むこともできてしまい、大変なことになるおそれもあるんです。

また、大手のカフェや携帯の三大キャリアのWi-Fiが必ずしも安全とは言えませんし、無料Wi-Fiを利用するには多少のリスクはあるということです。それを理解した上で利用するようにしましょう。