ビジネスを恋愛に例えたらかなりビジネスの敷居が低くなる気がする

どうも、Kotaです。

個人事業が少しずつ上手く回ってきている今日この頃、ふと思ったんですが、ビジネスって、恋愛に当てはめることができるところがたくさんあるんですよね。
で、探せば探すほど面白いくらいに共通点が出てきたので、まとめておきます。

みんな恋愛ネタ好きでしょ?知ってます。

あ、最初に言っておきますが、これを読んだからと言って恋愛が成功するとか、そういうことではないので、悪しからず。笑

それから、話題的にもあまりかしこまりたくないですし、言葉を選ばず書いている部分もあるので、気分が悪くなったらブラウザの「×」ボタンを押してお帰りください。あくまで個人の見解です。

ビジネスと恋愛の3要素

ビジネスは、「集客」「商品(コンテンツ)」「販売」の3つの歯車が噛み合って初めてうまくいきます。
お客を集めること、お客が満足できるコンテンツを提供すること、そして商品を販売すること。これらの要素を掛け算したものが「売上」になるんですよね。

一方、恋愛は「出会い」「自分の魅力アップ」「告白」がなければ成功しません。
異性と出会うこと、気になる人から好かれるような人間になること、そして何より告白して付き合うこと。これらをクリアして初めて、恋愛がうまくいくわけですよね。

1:集客

「あ〜恋したい」とか言ってても、相手がいないと無理です。買ってもいない宝くじが当たらないのと同じことで。
積極的にバーに立ち寄る、バイト先を変えてみる、人の多いところに出向く、ナンパする…なんでも構いませんが、自分から人に出会いにいく必要があります。

これをビジネス用語で「集客」と言います。
どんなに美味しいラーメンが作れたとしても、お腹を空かせた客がいないと話になりません。だからいかにも美味そうなラーメンの写真を広告に貼り出して人を集めたり、口コミを流したりするわけです。

「人がいるところにビジネスは成り立つ」なんていうぐらい、ビジネスでは人を大事にするのが基本です。

あと、周囲の環境がめっちゃ大事です。
例えば、どんなイケメンも、周りがイケメンばかりだったら埋もれてしまいますが、フツメンばかりのところにイケメンが1人入ってくると、より一層引き立ちます。他にも、男しかいない世界だったら、自分がどんなにイケメンだろうと恋愛には発展しないですね。男女の恋愛という意味においては。

ビジネスでも同じで、例えば「ボイストレーニングのノウハウを提供するスクール」に関していうと、講師がプロの育成経験を持っていなくても、そこそこの力量さえあれば「全くボイストレーニングがわからない」層の人に対しては価値を提供できますよね。プロを目指す人に指導することはできませんが、どういう人を対象とするかによっては、成功することは十分可能です。

2:商品

出会いばかり多くても、見た目が残念すぎたり、性格が伴ってなかったら好いてもらえないですよね。人間的にも、異性としても、ある程度魅力的である必要があります。まあ、相手の好みの部分が多いですけどね。
ビジネスやるときも同じです。商品がカスすぎたり、魅力(希少性)のない商品だったりすると、わざわざ購入しようと思いません。

あと、「付き合うまではめっちゃ優しくて良い人だったけど、付き合ってから本性出てきた」みたいな人いるじゃないですか。あれは最悪です。なんせ、「めっちゃ良い商品だと聞いてたから買ったのに、中身を開けてみたらゴミみたいなコンテンツだった」ってことですから。
ビジネスの世界でこれをやった人が「詐欺師」と呼ばれます。

3:販売

大好きなあの子とある程度仲良くなれて、それで満足してしまうとダメです。現状維持を続けてしまうと「ただの友達」で終わってしまいますからね。
覚悟を決めて告白しましょう。

この告白の部分が、ビジネスでいう「販売」ですね。
お客とも信頼関係が築けて、自分が抱えている問題や悩みを打ち明けてくれた。そこで終わってしまうと、ただの「悩みを聞いてくれた良い人」で終わります。

ぜひそのお客の悩みが解決できるような商品を販売してあげましょう。そうすれば「こんな良い商品を教えてくれてありがとう」と感謝しながらお金を払ってくれるようになります。

恋愛を成功させる戦略

次は戦略的な部分の解説になります。ビジネスでいう「マーケティング」の部分です。

リサーチの意義

気になる人、あるいは好きな人ができた時って、とにかくその人のことを知ろうとしませんか?相手の好みのタイプ、趣味、好きな音楽、誕生日や血液型などなど・・・とにかく相手のことをより深く知って、相手の好きなタイプ(理想像)に近づこうと頑張ったり、共通の話題や共感できる部分を見つけようとするはずです。

これを「リサーチ」と言います。

ビジネスではこのリサーチをすることで、お客が何を求めているのかどんなことで悩んでいるのか、それ以外にも生活リズムや趣味嗜好など、いろんな情報を入手できますよね。
どういう悩みを持っているかを知ることができれば、その悩みを解決できそうな商品を扱うことでより買ってもらいやすくなりますし、生活リズムが分かっていればそれに合わせて商品をオファーするタイミングを調整することができます(これ結構大事)。

あと、世の中でどういう人、シチュエーションを好む女性が多いか、という市場調査もリサーチに含みます。いわゆる「モテテク」みたいなもんで、一般的にどういうのが女性ウケが良いか(需要)を調べて合わせにいくことも有効ですね。ビジネスでも、どういった商品(コンテンツ)が世の中でウケが良いか、また市場規模がどの程度か、ということを事前に把握しておくことで、どんな商品を取り扱うべきか、どんなオファーを投げると反応が取りやすいか(どんな言い回し、シチュエーションで告白すると相手に刺さるか)が前もってある程度絞れます。

信頼関係を構築する(教育)

出会ってすぐの人に「俺、オマエのことが好きだ!SEXしようぜ!」って言ったらどうなります?大抵の人はドン引きですよね。
普通、出会って、仲良くなって、デートして…って感じで仲を深めていくわけですよね?(ここは相手の温度感次第ですけど)
出会って即付き合うとかできますか?僕は無理です。

ビジネス的にもいきなり販売するのはあまり良くなくて、「教育」っていうステップを挟んだ方がより効果的なんですよね。もちろん、商品を紹介したらその場で買ってくれる人(ナンパについていくタイプ)も一定数いるわけなんですけど、やっぱり急に商品を紹介してもなかなか購入に結びつきません。

そこで「教育」を挟むことで一気に売上が改善されたりするんですけど、この教育の役割の1つが、お客と信頼関係を構築するってことなんですね。
「〇〇ってことで悩んでるんですよね。うん、わかるわかる。僕も実は昔そうだったんですよ〜」みたいな感じ。そうすれば、お客も「この人は私のことを分かってくれている」って信頼してくれるので、あなたの紹介した商品を買ってもらいやすくなるんですよ。

恋愛的にいうと「自分との共通点を探し、その話題で盛り上がる」というのは相手と仲良くなって信頼関係を築くのに有効ですね。そのために趣味を増やすというのはかなりプラスに働くと思いますよ。

正直、ビジネスも恋愛も、このステップが一番のキモです(真顔)

末長く付き合うために

好きな人に告白して、晴れて付き合うことができました。じゃあ、それで終わりでしょうか?
たぶん、「付き合えたからもういいや」ってそのまま放置で、連絡すら取らなくなる、なんてことはないと思います。

まあ、たまにいるんですけどね。付き合うまでは必死で追いかけていたのに、付き合った瞬間冷める人。
俗にいう「釣った魚にエサをあげないタイプ」ってやつですね。笑

でも、付き合ってからが一番盛り上がるし、楽しいし、幸福感が得られると思うんですよね。

デート=付加価値、アップセル

付き合ってればある程度頻繁に会うようにもなるでしょうし、デートなんかも行くと思います。2人の時間を大事にして、長く関係を続けて行くには当然必要だと思います。
そういう風に、彼女と付き合っているあなただからこそ提供できる「付加価値」をつけてあげることは恋愛に関しても大事なことです。

たまに聞きます。「私は彼がいてくれたらそれでいいの」っていう魔法の言葉。
でも実際どうです?別れる原因って、気持ちが冷めちゃったパターン多くないですか?心から「彼といるだけで…」とか言ってくれる人はほとんどいないでしょう。付加価値は必要です。絶対に。

ビジネスも同様に、1度商品を購入してくれた人に対して、その後なんの音沙汰もなく完全放置、というのはナンセンスです。1度あなたから商品を購入した人というのは、いわばあなたのことを信頼している「ファン」なわけです。

だから、例えば商品を購入してくれた人に対して、使い方や質問対応など無料でサポートをつけてあげたり、「その後使い勝手はどうですか」とか「合わせてこんな商品を買うとより便利に使えますよ」とか、フォローを入れて積極的に関わってあげることで、より信頼度が増すし、そこで他の関連商品を購入してくれれば1人あたりの顧客単価がグッと上がるわけです。(この顧客単価のことを「ライフタイムバリュー(LTV)」といいます)

1万円の商品を買ってもらえたお客に、関連する他の商品で1万円のものを販売することができれば、顧客単価は1万円から2万円へ、単純に倍になります(ただ、2回目リピートする人としない人がいるので、綺麗に2倍になることはないですが)。そのためにも、1度購入してくれたお客とは長く連絡をとり、関わりを持ち続けておくことが大事なんです。

下心は見抜かれる

信頼関係の話とも被りますが、「俺、オマエのことが好きだ!SEXしようぜ!」は言っちゃダメだと言いましたよね。でも、そうは言わずとも、下心を持って接していると、相手はそれを察知してしまうものです。
こいつ、私とヤリたいだけなんでしょ!と思われたら、あなたに対する信頼はガクッと落ちてしまいます。

ビジネスも一緒で、下心は通用しません。目先のお金を得ることばかり考えている人は、($ω$)←こんな風に目がドルマークになってます(笑)し、会って話を聞けばだいたいわかります。
そういう人は決して人を幸せにできないし、長い目で見てお金を稼ぐことはできません。なんせ、幸せ(価値)の対価としてお金をいただくのがビジネスですから、そこの順番間違えちゃダメですね(後払いが良いという意味ではなく、あくまで意識の問題です)。

要は、相手を喜ばせるのが先か、お金を手に入れることが先か、ということです。前者の考え方でやっている人はほとんどいないですが、成功者はそういう思考の人が多いです。

やはりお客を楽しませること、喜ばせることを第一に考えることです。人に喜んでもらって、「ありがとう」という感謝とともにお金をいただく。これに尽きるんですよ。

最後に

恋愛もビジネスも、「人対人」ということに関しては同じなんですよね。
だから、相手をいかに喜ばせるか、ということを考える。人が喜ぶことをする。この原則を無視しては、決して上手くいかない、ということです。あとは、その人の好み次第ですね。

「人に価値を提供して、その対価としてお金をいただく」というのがビジネスですが、恋愛も、「好きだ」「守ってあげたい」「大事にしたい」という感情的価値を相手に与えることで上手く付き合っていけるんですよね。
(ちなみに、恋愛してもお金は手に入りませんが、幸福感は手に入りますし気持ちが豊かになります。僕の知り合いで「恋愛は金にならんからつまらん」とか言ってましたが、価値観の違いですかね。)

僕は恋愛は得意ではありませんが、ビジネスの成功のヒントが数多く隠されていますし、逆も然りだと思います。
別に普段からここまで恋愛について深く考えて人を見ているわけじゃないですけどね笑

多少無理がある部分もあるけど、なかなか良い例えだったなー。

ではでは。