Apple Watchのバッテリーの持ちが急に悪くなった時の対処法

どうも、Kotaです。

僕は毎日Apple Watchとともに生活しておりまして、お風呂も一緒、寝る時も一緒というくらいに肌身離さず身につけているのですが・・・先日Apple Watchのバッテリーに異変が!

バッテリー消費増、そして発熱

いつも夜に帰宅してから寝るまでの間にApple Watchを充電して、100%になったら腕につけてそのまま寝る、という生活をしています。だいたい朝起きたら90%前後のバッテリーが残っていて、1日活動した後、夜に充電する頃には40%程度は残っているのが普通なのですが、ある日突然、朝起きたらApple Watchのバッテリーが切れていて焦りました。

最初は「昨夜充電したつもりで出来てなかったのかな〜」なんて呑気に構えて、家を出るまでに30〜40%くらいまで回復すればいいやと思ってApple Watchを充電しながら身支度を始めたのですが、家を出るときになっても10%もバッテリーが回復しない。

しかも、おかしいなあと思ってApple Watchを手に取ってみると恐ろしいほど発熱しているのです!

ここで僕は「何かがおかしい」ということに気づきました。

原因はソフトウェア(watchOS)起因

「何が原因なんやろか」と思って色々考えていたのですが、まず充電してもなかなかバッテリー残量が増えない(しかも発熱)ということはバッテリー消費量が異常に大きいという考えに至ります。

いつもと同じ生活をしていて、寝て起きたら突然バッテリーが劣化していた、なんてことはありえないので、バッテリー自体に問題があることはないだろうと思っていました。となると、やはりソフトウェアの暴走でバッテリーを異常なスピードで消費しているに違いないと。

解決するまでに試したい3つのステップ

ソフトウェア起因と考えるなら、この問題を解決するために試すことがはっきりしてきます。

  1. Apple Watchの再起動
  2. iPhoneとのペアリングのやり直し
  3. 初期化(工場出荷時の状態に戻す)

だいたいは、このどれかを試すと解決します。ソフトウェア起因の問題でこの手順を全て試しても解決しない場合はOSのバグの可能性が高いんじゃないかな、と個人的には思います。

※ちなみに注意点ですが、バッテリーの減りが異様に早い状態での再起動、ペアリング、初期化などの操作は、必ず充電器に繋いだ状態で実施してください。万が一操作の途中でバッテリーが切れて中断されてしまうと、最悪の場合OSが壊れてApple Watchが使い物にならなくなったり文鎮(ただの鉄の塊)化してしまう可能性もあります。

ステップ1:Apple Watchの再起動

まずは一番簡単、手軽にできる再起動から試すのが普通でしょう。ソフトウェアの問題は、これで解決するパターンも少なからずあります。

再起動するには、サイドボタンを長押しして「電源オフ」ボタンが表示されたらそれを右にスワイプするだけです。しばらくすると電源が落ちて画面が真っ暗になりますので、数十秒程度時間を置いてからまた再度ボタンを長押しして電源を入れてみましょう。

ちなみに僕の場合はこれではダメでした。

ステップ2:iPhoneとのペアリングのやり直し

続いて試すべきなのは、ペアリングしているiPhoneとの連携を一旦解除して、もう一度ペアリングをやり直すことです。

こちらもソフトウェア起因の問題が起こったときに解決の糸口になるケースが多々あります。

まずはiPhoneで「Watch」アプリを開きます。アプリのトップにApple Watchの名前が表示されていると思いますが、その横にある「i」というボタンを押します(アルファベットの小文字のiが丸で囲まれたようなマークです)。

すると「ペアリングを解除」という選択肢が出てくると思いますので、それを押してペアリングを解除します。

ペアリング解除まで少し時間がかかりますが、Apple Watchが再起動してペアリング前の状態に戻るまで待ちましょう。

無事にApple WatchとiPhoneのペアリングが解除出来たら、Apple Watch購入時にやったのと同じ手順でペアリングを進めます。

再ペアリングが完了して文字盤が表示されたらOKです!

・・・しかしながら、僕はこれを試しても改善されず、ただただバッテリーが熱くなっていくだけで何の解決もできませんでした。自分でできる最終手段を試してみます。

ステップ3:初期化する(工場出荷時の状態に戻す)

最後に試すべきは初期化です。端末自体をリセットして、工場出荷時の状態にするということです。

これで大抵のソフトウェア起因の問題は解決します。全てのソフトウェアを一旦白紙に戻して、もう一度生まれた時の状態からやり直すということなので、これでダメならwatchOSに不具合があるとしか思えません。そうなるともはやAppleが悪い。(おい)

ということで初期化を進めていきましょう!

こちらもやり方は簡単です。Apple Watch側から「設定」アプリを開いて「一般」>「リセット」>「全てのコンテンツと設定を消去」を押すだけです。

※「アクティベーションロック」に関する警告が表示されることがありますが、初期化したあと同じApple IDにログインすれば問題なく利用できますので、特に気にしなくても大丈夫だと思います。

あとは、初期化されてまたペアリング前の状態になったら、ペアリングから始めましょう!

ちなみに僕は、ここまでを試してようやく問題が解決しました。バッテリーの消費量は正常に戻り、そこから丸一日過ごしましたが半分ほどバッテリーが残った状態で充電を開始することができました。

上記を試しても解決しなかった方へ

僕の場合はApple Watchの初期化で解決できましたが、もしかすると上記を全て試してもダメだった・・・という方もいらっしゃるかもしれません。その場合はどうすれば良いかというと、解決策はたった一つ。

こうなってしまうと、Appleに相談するしかありません。まずはサポートに連絡しましょう。

Appleのサポートへの連絡はこちらから

Appleサポートへの連絡手段はいくつかありますが、文字を打つのが苦でない方は個人的にはチャットがオススメです。

以前Appleのサポートにお世話になったときにチャットを利用したのですが、対応が早く、待ち時間も少なかった印象です。また遠隔で端末の状態も確認してもらって解決策を提案していただけるので、試してみると良いと思います。