こんにちは、Kotaです。
LINEのアカウントって、普通は1つの端末につき1つしか持てないものですよね。でも、見つけちゃったんです。LINEを2つ入れる裏技を。
今回は、実際にLINEを2つ同時に動かす方法と、実際にやってみた感想をレポしたいと思います。
※この記事で紹介している方法は、Androidを利用されている方限定になります。iPhoneを使われている方は回れ右でお願いします。
そもそもiPhoneを失くしたのが、ことの始まり
実はこないだ、僕がずっと大事にしていたiPhone6が失くなりました。JR大阪環状線内で落としたことに気づき、慌てて探したのですが、乗っていた電車に忘れてきたみたいで、カバンもポケットも探したのに見つかりません。
結構必死で探したんですが、全く見つかりそうもなく・・・。
諸事情により、「iPhoneを探す」系の位置情報を頼りにした捜索はできず、もう手元に戻ってこないと思っていたその時、天王寺の忘れ物センターから連絡があり、無事にお迎えに行くことができました。
++2台目として持っていたAndroid機でLINEを2つ動かすことができた
僕はフリーランスなので、仕事用とプライベート用で分けられるように、実は少し前に安いAndroid機を購入して、格安SIMを挿して仕事に使っていました。
iPhoneをなくしたことで、大学のサークルの連絡とか、友人や家族からのLINEを受けることすらできなかったので非常に困ったことになったんです…。
そこでなんとか解決策はないものかと調べてみると…ありましたありました!Android端末1つでLINEを2つ動かす方法が!
LINE Liteという軽量版アプリがAndroidのみ利用可能
実は、LINEが正式にリリースしているもので、LINEを軽量化したアプリ『LINE Lite』というのがあるんです。
なんとLINE Liteは、アプリ自体のサイズが1MB未満という超ミニマムサイズのアプリで、文字や画像のやり取りなど、普通にトークをすることに特化したものなんです。
だから操作もサクサク、いつも使っている公式の『LINE』アプリとはまた別モノなので、実質、1つの端末の中で2つのアカウントを動かすことができるんですよね!
LINE Liteを使う際の注意点
ただ、LINE Liteを使うには、ちょっと気をつけるべきポイントもあります。
これらを知らないままこいつに手を出すと、取り返しのつかないことになるかもしれないので、注意点も書いておきますね!
LINEアカウントへのログインには認証が必要
普段使っているLINEアプリと同じく、自分のLINEアカウントにアクセスすることになるので、当然、ログイン時には認証が必要です。
僕の使っていたAndroid機は、デュアルSIMなので、2つSIMカードが挿せる仕様になっています。それぞれの電話番号で、仕事用、プライベート用、2つのアカウントを取得していたので、プライベート用のLINEも、Androidで電話番号の認証ができます。だから僕は、Android端末1つで2つのアカウントを操作することができました。
でも、大抵のスマホはSIMカードが1つしか入らない。つまり基本的には、携帯2台持ちでない限りは電話番号は1つのはずですよね。
だから、LINEとLINE Liteで2つのアカウントが操れる、と言っても、そもそも2つアカウントが持てるのか、ってところはまた別問題ですね。
2019/05/17追記:
Facebookアカウントを使ってLINEアカウントを作成することもできます。Facebookアカウントを使うと、電話番号を登録せずにLINEアカウントができちゃうので、その場合は電話番号認証はないかと思われます。試してみてください。
トーク履歴は全部パー
LINEで使っているアカウントをそのままLINE Liteに引っ越せば、LINEアプリを消すわけでもなく、端末内でデータが移行するように思われるかもしれませんが、何も考えずにお引越しすると、全部トーク履歴消えちゃいます。
LINE Liteでログインする際、こんな画面が表示されます。要注意。
ここでOKを押してしまうと…
今まで大事に残してきた友達との思い出、好きな人とのLINE、同僚からの連絡・・・ぜーんぶ消えてしまいます(笑)
もしやと思って元のLINEアプリにログインしてみたら。。
こうなって、
こうなる。
これには気をつけてくださいね。というか、LINE Liteでログインする以上、これは避けられないことです。これが結構ネックになることが多いのでは?と個人的に思います。
使いたくなくなってきたかもしれませんが(笑)せっかくなのでLINE Liteの使い方も紹介しておきますね。
LINE Liteの使い方
それでは、LINE Liteの導入、使い方をお伝えしましょう!
LINE Liteはどうやってダウンロードすんの?
まずここからですね。実はLINE Liteは、あのLINEコーポレーションが出しているアプリにもかかわらず、Google Playからはリリースされていないんですよ。(というか、海外ではリリースされてるんですが、日本ではダメみたいです)
Androidアプリのファイル形式(apk)でダウンロードできるサイトがあるので、そちらからダウンロードしましょう!
ここにアクセスして、少し下にスクロールすると、バージョンごとにファイルが並んでいると思うので、最新バージョンの名前をポチっ!
※スクショはPCからの画面になってますが、2つ目のLINEアプリを入れたいAndroidスマホでやってくださいね。
そしたら、広告の下に「↓DOWNLOAD APK」ってあるじゃないですか。これをポチッてやりましょう。
(こちらもPCで説明しちゃいましたが、スマホでやってわかるはずです。スマホでやってください。)
そしたらあとは完了するのを待つだけ。完了したら、あとはダウンロードフォルダから、「apk」ファイルをタップしてやると、勝手にインストールされるので。画像だけ貼っておきます。
↑このアイコンをタップしましょう!
LINE Liteで使える機能・特徴
文字のやり取り
当たり前ですが、テキストのやり取りはできます。LINEの機能の根幹ですからね。
ちなみに、既読マークがつくんですが、LINE Liteでは「既読」ではなく”R”という文字がつくようになっています。「既読」という意味から考えるに、おそらく”Read”(過去分詞形)の頭文字なのでしょう!
(余談だけど、これ昔はよく「リード」って読み間違えたよな…みんな経験あるよな…?)
スタンプや画像の送信
スタンプは当然のこと、画像までいけるとは!素晴らしい。
購入済みのスタンプは、LINEのトップ画面右上の「歯車マーク」→「スタンプ」→「マイスタンプ」→「ダウンロード」からダウンロードできますよ!
トークに友達を招待
これも当たり前っちゃあ当たり前です。
要は1対1か、グループLINEかの違いだけなので、この機能でそんなにアプリ自体重たくならんでしょう…。
LINE Liteでできないこと
逆に、LINE Liteではできないことも。正直、不便な点が多いです。
ノートの投稿・閲覧
これは正直一番辛い。
僕はサークルの人からの連絡が全く回ってこず、返信が必要だった内容なだけに、一人だけ遅れてしまうということがありました。トークに一旦投稿して、そのあとノートにも保存する、みたいな感じなら良かったんですが、ノートだけにポンッと投下されたから、僕には全く内容がわかんなかったんですよね。
こんな風に、一人取り残されるわけです。これは結構つらいです。
無料通話
最近、LINEを通話アプリとして使う人もかなり多いので、頻繁にLINEの無料通話を使うような人は向かないと思いますね。逆にLINEの無料通話を使わない人にはどうでも良いでしょう。
ただし、当然ながら相手からLINE通話をかけてきても着信すらできないので、そこは諦めて電話番号にかけてもらうしかなさそうです。
僕は最近まで、ドコモを使っていたのですが、ドコモでは強制的に「かけ放題」プランに加入させられるので、どうせならそちらを使いたい、と僕はいつも番号を打ち込んで使う普通の電話を使っていました。LINEだとデータ通信の回線を使って電話するので、音質はあまり良くない上に、通信制限の元にもなりますし。
使ってみた感想・使うメリット
使ってみた感想ですが、やっぱノートが見れない時点でダメですね。僕はiPhoneを失くしたから、一時的にAndroid端末で2つのアカウントを操る必要があったので、仕方なく使ってみたのですが、今後あれを好んで使おうとは思いません。
iPhoneなくしたし、手持ちがAndroid機だから仕方なくやったことであって、トークしか使えないLINEアプリは、いくら軽量だからといっても僕にとっては完全にナシです。
ただ、一つメリットがあるとしたら、さっき書いた通りアプリのサイズがめちゃくちゃ軽いです。1MBに収まってるわけですから、びっくりですよね…。通常のLINEアプリって、だいたい40MBくらいのサイズなので、それを考えると、機能の割にサイズはかなりコンパクト!
スマホ内のストレージがパンパンで困ってる、少しでもアプリの量を減らしたい、あるいは物好きな方なんかは、一度使ってみるといいかもしれませんね!