悪質な手口…募金詐欺に遭いました。

こんにちは、Kotaです。

先日、詐欺に遭いました。仕事をするのに河原町に来てたのですが、ひと段落終えてカフェから出ると、唐突にフィリピン人らしき女の人が僕の前に立ちふさがって、僕の行く道を邪魔したかと思うと、突然ヘンテコなカード(ひらがなで何やら書いてました)を取り出して、急に話し始めるんですよ。

片言の日本語で「貧しい国のこどもたちのために」みたいなことを言ってきた

「まずしい こどもたち がっこう おかね おねがい」みたいな感じで、正確に一言一句思い出せないけど、なんか片言の日本語で必死で訴えかけて来たんですよね。

で、「あぁ、なんか相当困ってて必死なんだな…」って同情しちゃって、断りきれずに募金しちゃんたんですけど、やっぱりどうも普通の人たちじゃなさそうだと思って、ちょっと気になってネットで調べて見たんですが…

どうやらこれ、典型的な「募金詐欺」だったようです。

フィリピン人が都会の駅前で募金を呼びかけている詐欺が多発

…らしいんですよ。完全に知らずに騙されました。

「みんな1000円出してくれるよ」みたいなことを言い、募金にしては高額な1000円をとろうとするらしい

それから、ちゃっかり募金するときに、女の人が持っていた封筒の中身をチラッと見たんですけど、めちゃくちゃ1000円札が多いんですよね。

それも「なんでかな〜」って思ってたんですが、調べてみると出てきた出てきた。やっぱり「みんな1000円出してくれるよ」みたいな感じで1000円募金に誘導する手口みたいです。サイテーだな、おい。

僕の時はそれは言われなかったから100円しか入れてないけどねwそれでもとられたことに変わりはない…。

お金を出そうともしてないのに「ありがとう やさしい人」みたいなことを言ってきて、マジで断りづらい…

突然カードとかアルバムを出されて、子どもたちが貧困であえいでいるような写真を見せられて、募金を呼びかけられる。その間5秒くらい。なんせめちゃくちゃ動作が早かった印象。あれかな、ゆっくりじっくりファイルを見せちゃうと、何か詐欺でもバレるようなものがあるのかな。

で、お金を出そうともしてないし、なんなら財布だってカバンから出そうともしてないのに、まるで募金確定したみたいに「ありがとう、やさしい」みたいなことを言ってくるわけですよ。

人間の心理って、返報性っていう法則があって、「何かしてもらったら、申し訳なくなってお返しをしてしまう」みたいな気持ちになっちゃうんですよね。この場合、「お礼を言われてしまって、何もしてないのに申し訳なくなって、お金を出さざるを得ない気持ち」にまんまと乗せられたわけです。

署名も求められる

お金だけかと思いきや、署名まで求められた。

多分「公式の募金だよ」って思わせるためのカムフラージュだと思われます。

どこに署名提出するんだよw署名提出して学校つくれるんならお金いらねえじゃんwwしかも日本人の名前だけ書いてどうする。笑(←それでも騙されたでんでん乙)

情報弱者は損をする

僕だけじゃなく、いろんな人が善意であげた何枚もの千円札が、彼女たちの私腹を肥やすために使われたのかと思うと、気分のいいものではありませんね。

今回、改めて、情報弱者は損をするな、ってことを実感しました。こんなの、手口を知ってさえいれば簡単に回避できたのに。

こんな集団には気をつけよう

というわけで、僕みたいにカモになる人が少しでも減りますように、という思いで、今回の募金詐欺師の手口や特徴を書いておきます。

こんなのを見かけたら絶対にスルーすること。間違っても野口英世は差し出さない!

  • 複数人(同じものを持ってウロウロしている人が3人以上いた。全て女性)
  • 「貧しい」系のことを言ってくるくせに服装は結構豪華だったりした
  • ひらがなでこどもたちがどうとか書かれた紙をパウチした「ヘンテコなカード」を持っている。サイズは保険証サイズ
  • フィリピン人女性(これは調べたところ全国各地どこでもそうらしいから、同一犯かも)
  • 貧しい国のこどもたちのために学校をつくったりとか、なんかそれっぽいことを言ってくる
  • そして署名も求められる
  • もし「怪しい」と感じたら、持っている封筒の中身を盗み見て。1000円札が何枚も入っているようならかなり怪しい。

とりあえずこの辺気をつけて!

僕は、本当に困っている人たちだったら疑っちゃ申し訳ないし、すぐに疑ったり、断ったりできないですが、やはり怪しいと感じたらちゃんとどこの団体かとか確認しなきゃダメですね。

適当な団体名言ってきたら「じゃあ身分証明書見せてよ」とか言えばいいんじゃないですかね。「あ、めんどくさいやつだ」って感じで逃げていきそうだな。

この記事で一人でも回避できますように。

ではまた。